借り換えローンを利用するときの注意点
複数からローンを利用しているのであれば、それを1つにまとめるために借り換えローンを利用して返済を楽にするのはとても有効な手段です。
しかし、せっかく借り換えローンを利用したとしてもかえって返済が苦しくなっては意味がありません。
では、借り換えローンを利用するときにはどのようなことに注意する必要があるのでしょうか。
それは、借り換えして本当にトータルの返済額が少なくなるかどうかです。
見た目だけの金利の安さだけで判断して、トータルの支払いが多くなってしまわないよう気をつけましょう。
借り換えローンにかかる費用
借り換えローンを利用するときには、また新規でローンを利用するわけですから事務手数料や印紙代などがかかってしまいます。そのため、ローンの返済以外にも細かい支出が増えてしまいます。
このような支出まで考慮しないと、毎月の返済が少なくなったとしてもトータルで考えるとプラマイゼロくらいにしかならない可能性もあります。
それだと意味がありませんので、確実に返済額を減らすことができるかどうかを考慮して金融機関を選ぶようにしましょう。
また、借り換えローンを利用するのではなく、繰り上げ返済を利用する人もいますが、これも注意があります。
借り換えローンよりも繰り上げ返済がいいの?
繰り上げ返済というのは、まとまったお金が入ってきたときに前倒しでどんどん返済していくことです。
これにより、元金が減っていくので予定よりも早く完済することができるようになります。
しかし、繰り上げ返済には注意がありまして、繰り上げ返済によって完済までの期間を短縮したとしても、それを伸ばすことはできないということです。
なので、将来的に苦しくなったとしても、繰り上げ返済したからといって返済猶予が生じるわけではないので、変わらず返済を続けないといけなくなります。
どちらが得なのかをシミュレーションする
借り換えローンを利用するのか繰り上げ返済を利用するのかは、どちらがいいのかはあなたの考えによって異なりますのでなんとも言えないのですが、無理なく返済するためには、借り換えローンを利用した方がいいでしょう。
毎月定額の返済になりますが、ゆとりが出たらその分を貯金しておき、緊急時の時に備えることができます。
また、完済までのめどが立つのであれば、繰り上げ返済によってどんどん返済していく方がいいでしょう。
自分に合った返済方法をしっかりと考えておきましょう。
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